症状自分の知らない 過去のあのひとと 自分しか知らない 過去の自分と どうして巡り会わなかったのか 考える 時間の流れを ずっとさかのぼって もっと早い瞬間から あのひとと 一緒でいられたならと 夢想する 出会う前の あのひとの回想が 自分の姿を ちっとも 含んでいないことに 屈託する 未来のどこかで あのひとの世界から 忽然と 自分が消えてしまう自然に ふと しょげる これはもはや 手の施しようもない なんともひどい 症状だFacebookで共有Xで共有保存する