手紙純粋な少女のくれた手紙を 古いノートの間に見つけた 私の書いた小さな詩を とても素敵だと言ってくれたのだ ためらいがないどころか あんまり素直に心を打ち明けていて 私はなんだか今にも 優しい気持ちを誘われてしまう あの娘が どんな気持ちで手紙をくれたのかは あの時にだって分かっていた どんな気持ちで暮らしていたのかを 悲しいくらい私は知っていた 私の手元には 少女の純粋が今も残って 一つの勇気を与えてくれている あの娘の手元にも 私の書いた詩が まだ あるのだろうかしらFacebookで共有Xで共有保存する