心を
切り刻んで
細かく
切り刻んで
ある時ふと
紙ふぶきのように
それを一斉に
空(くう)に舞わせたところに
それは生まれたのだろう

純粋な魂を
粉々に
切り刻んで
紙ふぶきのように
散らせたなら
それはきらきらと
瞬間の輝きを放ちながら
切り刻まれた永遠となって
静かに降り積もっていくわけだ

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