祈り捧げられた「祈り」の分だけ人々の生涯は確かに幸せになってきたのだろうか信仰というものがろくにないんだから仕方も無いが僕の場合にはどうにも祈りという祈りがいつもいつも無力だった気もする祈りというのは限界にまで至ったときの無意識の呟きのことかしら全力の果てに絶望がつくりだすまじないのことばのことかしら言葉にもならぬまま昇華する涙の結晶を天に送る自然のしぐさのことかしらいずれにしても僕のはどうにも効き目がないんだ Facebookで共有Xで共有保存する