夕焼け雲の赤く染まったつかの間
ひまわりに風がそよぎ
その背丈とちょうど同じくらいの少年が
そばで葉の手招きに会って立ちすくんでいる
夕焼けのほんのつかの間
風に乗ってどんどん雲は流れ
その向こうの空は明るい水色に
光っている
雲の厚みは絶望的であり
その下の真っ赤な色が
少年に告げる
ほら 今こそ 今なんだと

You must be logged in to post a comment

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial