地鳴り眠気によっても 僕の宇宙への思いは何も 何ひとつも変わらず深刻なのだ 間もなく意識は薄れながら 今日の雑多ながらくたを遥か 向こうの山陰に埋め葬ろうとしている そうして僕の世界はまぶたの中で ようやく色彩を取り戻し始め 最大級の意味を与えられるはずなのだ それなのにどうだ やっぱり駄目だ 僕の宇宙への思いは何も 何ひとつも変わらず深刻なのだ がらくたどもが あるいは 存在を主張するその叫びか 地鳴りが止まない 地鳴りが止まない 地鳴りが止まない そのせいなのだ Facebookで共有Xで共有保存する